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Learn smart Japanese by singing Enka 演歌歌って素敵な日本語

  傘寿を過ぎてから聴力が急激に低下して、日本語さえも聞き取りにくい状態です。

  特にテレビではアナウンサーや司会者の声は聴きとれるのですが、

  発話訓練をしていないコメンテーターや早口な女性の声は聴きとれず、いらいらしてきます。

  そして、演歌歌手の発話・発声力は抜群だということに気づいたのです。

 

津軽の風笛 (Tsugaru-no kazabue)       水城なつみ(Mizuki Natsumi)

 動画を検索して、「あっちゃん」と一緒に口ずさんでください。

動画検索→『Enka Songあっちゃん』または『津軽の風笛byあっちゃん』

VideoFile search→『Enka Song Tsugaru no Kazabue』

         

歌詞: 窓に浮かんだ 十六夜月は 遠い津軽に 見えるでしょうか

 耳を澄ませば ねぶたの祭り  跳人踊りで 出逢った二人

   ヒュルリ ヒュル ヒュル ヒュルリ ラッセラ

   風も踊るよ  あれは初恋 - もう五年 

The 16th night moon emerging on the window pane

 Can the moon be seen in faraway Thugaru?

 Straining my ears I hear Nebuta festival  

    The two of us met  at Haneto dance

              Hyururi  hyuru hyuru hyururi rassera

         The wind was dancing together with us

   It was my first love  -   Already five years since

2番:  恋の火祭りまだ冷めぬのに  好きと言えない弱虫小虫

      いっそ帰って打ち明けましょか 思い焦がれて 夢まで泣かす

         ヒュルリ ヒュル ヒュル ヒュルリ ラッセラ  

   風も呼んでる  生まれ故郷に 早よ来いと

    Love-fire festival being not yet cooled down

     I'm too coward a little thing to say I love you

     Would I rather go back home and confess?

     A surge of longing moves even the dreams to tears

      Hyururi hyuru hyuru hyururi rassera

     The wind is calling, soon come back to your birthplace

  

   3番: 秋の木枯らし 笛吹き太鼓 枝の囃子で夜風が歌う

       寝ても覚めても 心の中に いまも恋しい あの人が棲む

         ヒュルリ ヒュル ヒュル ヒュルリ ラッセラ 

      風が運ぶよ 津軽じょんがら 恋歌を

        With cold autumn-winds, whistling drums,

        And with the beats of twigs

       The night-wind is singing

       Awake or asleep,

      In my mind inhabits the person I still love

       The wind carries to me Ttsugaru-jongara, a love song

      

動画検索は→『津軽の風笛あっちゃん』

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英訳入り演歌『鎌倉恋歌』

  鎌倉恋歌 Kamakura Lovesong

動画は 『鎌倉恋歌by あっちゃん』で検索してください

1番:行けば涙になるだけと 知りつつ来ました 鎌倉へ

死ぬほど惚れて死ぬほど燃えた 

あの日あの夜がここにある

八幡様のだんかずら ああしずや しず 

静御前の雨が降る

 Knowing if I went I would only shed tears, I came down to Kamakura.

Desperately loving him, I burned my heart for my dear life.

The day, the night is here.

On the step approach to Hachiman Shrine, ah Shizu-ya Shizu

The rain of Shizuka-gozen is falling.

2番: 季節外れの紫陽花が 口紅色の雨になる

  寂しさつれて 切なさつれて 小町通りを歩きます

  おもいで拾い集めても ああ 恋しさが指の先から零れます

  Unseasonal hydrangeas turn into lipstick-colored rain.

      Together with loneliness and with heartbreaking sorrow,

      I walk along Komachi-street gathering memories.

      But ah, the yearnings slip through the tip of my fingers.

3番:遠い波音 由比ガ浜 わたしの恋歌届けてよ

  あなたで生きて あなたで終わる こんな一途な女です

  鎌倉彫の手鏡に ああ しずや しず 写す望みの 明日傘

   Distant sound of waves , Yuigahama  Send him my love song.

    I've lived with him and end with him.  I'm such an honest woman.

    On a kamakura-lacquered handmirror, ah Shizu-ya Shizu,

    Is mirrored a wishful Ashita-gasa.

       

 

2019年8月16日 (金)

翻訳『パーカー先生』Ⅴ

 私は手に震えがくるまで課題曲に取り組んだ。家に帰って、誰もいない時には死に物狂いで練習した。結果的に、これが正解だった。水曜日に私はパーカー先生のところへ行き、これ迄とは違った何か凄いことが起こるのではないかと思って戸口に立ったのだが、今までと全く同じだった。サンルームにはお菓子とレモネードがあったし、ミルドレッドは私のコートの上で居眠りしていた。

15分のウオームアップは悲惨なものだった。暗記している凄く簡単なパートを何回も間違えた。次にパーカー先生がその週の課題曲を弾き、私は先生の楽調を正確に記憶しようと努めた。私が弾く前に、パーカー先生がメトロノームを床に置いた。そして私たちは、ミルドレッドが振り子に戯(じゃ)れ付くのを眺めていた。 ♣ 「ねこじゃらし」☀ 『花咲く丘の高校生』(p.57)♣


 私が課題曲を弾いた、そして期待通りに弾けたと思ったー課題曲に苦戦している私ではなく、バッハを演奏している私だったから。
 弾き終わると、パーカー先生が私の肩をぎゅっと掴んだ、そして言った。「完璧だよ!完全に完璧だ!大躍進だ。これこそ教師が教え子に感動する瞬間だよ」 ♣「担任教師の目に涙」☀『花咲く丘の高校生』p.25♣

 私たちはレモネードを飲み、クッキーを食べ、そして、パレストリーナの経文曲を聴いた。外に出ると、空が掻き曇ってきて、おどろおどろしい緑色に光っていた。

 私はのろのろと家路を辿っていた、恐怖と歓喜で半分ずつに引き裂かれた心を引きずりながら。私は大人のように演奏して、大人から祝福された、しかし、私は何かを喪失してしまったのだ。私は一本の木の下に座った、そして赤ん坊のように泣いた。兎にかく、私は彼に触られたのだった。 -完ー ♣「揺れる心と秋桜」♦『花咲く丘の高校生』第二部(2007年3月~2008年3月)♣









 

 

 

 

 

 

 

2019年8月13日 (火)

短編翻訳『パーカー先生』Ⅳ-(3)

 ある晩母が言った、「パーカー先生はお酒を飲むの?」

「レモネードなら飲むわ」

「先生はとってもお辛いだろうと思ったから訊いただけよ。きっと、ひどくお悲しみでしょうに」と母はイライラ声で言った。

「全然、そんなに悲しそうじゃないわ」これが禁句だった。

「でもね、」布きんを入念に畳みながら、母が言った。「このことを私がどう思っているのか、あなたには分かるわね、ジェーン。お家の中で、彼と二人だけになって欲しくないのよ」

「だって、彼は私のピアノの先生よ」。 突然涙が溢れてきたので、私は台所を跳び出して、自分の部屋へ駆け上がった。

 母が後を追って上がって来て、私のベッドの端に腰を掛けた。私は机の前に座って、密かに涙をぽたぽた落として泣いた。  ♣「黄色い秘密」♣『花咲く丘の高校生』(p.156)♣

 「あなた為に一番良かれと思って言っているだけなのよ」と母が言った。

 「一番わたしの為になることをして欲しいんなら、どうしてピアノのレッスンをして欲しいって思ってくれないのよ」

 「あなたにはピアノを習って欲しいって思っているわ。でも、あなたは大人になっていくのだし、奥さんのいない男性と二人だけで家の中にいるのは、不自然に見えるのよ」

「馬鹿げてるわ、母さんは」

「私の言っていることを分かって欲しいの。ジェーン、もうあなたは小さな女の子ではないのよ。子供に出来る事と大人には出来ない事だあるの。そして、あなたはその狭間にいるのよ。本当に難しい問題なの」

「そうじゃないわ。私にピアノのレッスンを止めさせようとしているだけだわ」

母は立ち上がって言った、「私はあなたを守ろうとしているのよ。もしパーカー先生に触(さわ)られたら、その時あなたはどうするの?」

母は「触る」という言葉に悪意を込めて言った。♣「指先と舌先、三寸に賭けた青春」♣『花咲く丘の高校生』(p.84)♣

「母さんは意地悪してるだけだわ」と私は言った。もうこの時には、私は大っぴらにわんわん泣いていた。もし両手で母さんに抱き着いていれば、事態は収まっただろうが、それは敗北を意味する。これは戦いなのだ。

 「話し合いはまた後にしましょうね」と母が言った。彼女も泣きそうな顔だった。

      ☀☀「空蝉の苦しみ」☀『花咲く丘の高校生』(p.66)☀☀





 

 

 

 

2019年8月11日 (日)

短編翻訳 『パーカー先生』Ⅳ-(2)

   夜、二人でお皿を洗っていると、母が詰問してきた。彼女が私の1日の行動に急に興味を持ったので、私は焦(あせ)ってしまった。母は、朝の授業から始まって夕方までの私の行動を理詰めで聞いてきた。彼女の鋭い視点で照射されると、その日のすべての行動がおかしく思えてきた。すると、母は猫なで声で言った、「ねえ、パーカー先生はどうしているの?」

「お元気よ」

「レッスンの方はどうなの?」

「うまくいっているわ」

「なら、奥さんが亡くなって、今お家はどうなの?」

「変わってないけど、パーカー先生は子猫を買ったわ」と言ってから、私は「しまった」と思った。♣
あとの祭り」☀『花咲く丘の高校生』♣

「どんな子猫なの?」

「ピンクっぽいわ」  ☀「黄色い秘密」♣ 『花咲く丘の高校生』p.156☀

「名前は何ていうの?」

「名前はないわ」と私は言った。

  ☀☀「おばあちゃんがくれた名前」☀『花咲く丘の高校生』p.168☀☀

2019年8月10日 (土)

短編翻訳『パーカー先生』Ⅳ

 パーカ先生Ⅳ

レッスンは続けられた。夜になると私は黙々と練習した。母は時々私のほうを向いて言った、「素晴らしいわ、ジェーン」パーカー先生が私に課したのはバッハのシンフォニアで、私はまるで花崗岩を刻むするかのようにコツコツとその曲に取り組んだ。それまで弾いたこともない入り組んだ曲だったので、私は喪失感を抱きながら教わっていた。いつ斧が振り下ろされるか分からなかったから、パーカー先生から教えてもらうのはこの曲が最後になるかも知れないと思った。♣ 「愛は線香花火」☀『花咲く丘の高校生』(p.150)♣


レッスンは続けられ、母は何も言わなかったが、レッスンから戻ると、私と母は顔を合わせても互いに押し黙って対立していた。パーカー先生は子猫を買ってきて、ミルドレッドと名付け、家の中で一緒に暮らしていた。私たちがクッキーとレモネードで過ごしている時、ミルドレッドはソーサーのミルクを飲んだ。

   





   

 

 

2019年8月 7日 (水)

『パーカー先生』Ⅲ-(3)

パーカー先生Ⅲ-(3)

夕食の時に母が父に言った、「もう奥さんがいないのだから、ジェーンにはパーカー先生からピアノを習って欲しくないの」

 「どうして習ってはいけないの?」私は泣き喚きたい気持ちだった。「やめる理由なんて無いのに」

 「マーチン先生のところで習いなさいよ」 マーチンさんは私の最初のピアノの先生だった。太っちょで、近眼で、ベーコンの匂いがする女で、レパートリーは、「子供のための小曲集」 に限られていた。しかも、いつも絨毯の上で寝ている喘息持ちのチャウチャウ犬を飼っていた。

 私は「マーチン先生のところなんて行きたくないわ!」と叫んだ。「彼女から教わるなんて、私はもう子供じゃないわ」

 「よく考えてみようよ」と父が言った、「落ち着きなよ、ジェニー」。

 私はポテトにフォークを突き刺して涙をこらえ、そしてメロドラマみたいに呟(つぶや)いた、「マーチン先生の所へ戻るんなら、首を吊っちゃうわ」

  ♣「泣きっ面にマチ」♦ (『花咲く丘の高校生』p.90)♣

  ♣ 「Smile, and Save the World 笑顔に依怙贔屓」♦ (『花咲く丘の高校生』p.180)♣



 

 

 

 

2019年8月 6日 (火)

パーカー先生Ⅲ-(2)

 パーカー先生Ⅲ-(2)

家に着くと、台所で母が腹を立てて私を待ち受けていた。 

「何処へ行ってたの?」と母が言った。

「ピアノのレッスンよ」

「ピアノのレッスンって、何処の?」

「何処だか知ってるくせに。パーカー先生のとこよ」

「私に黙ってピアノのレッスンに行くなんて」と母が言った。

「だって、いつも水曜はピアノのレッスン日なのよ」

「パーカー先生は奥さんを亡くしたんだから、もうピアノはあそこで習わないでちょうだい」母は焼き肉の塊りをフライパンに投げ込んだ。

 私は自分の部屋へ駈け込んで、コマドリの卵を木綿の靴下で包んだ。喉がほてってカラカラだった。

     ♣ 「ホットな授業」♦『花咲く丘の高校生』p.15)♣









 

 

 

 

 

2019年8月 4日 (日)

翻訳パーカー先生Ⅲ

 パーカー先生Ⅲ

葬式が終わり何日かしてから、母はキャセロールのパンを持って行ってパーカー先生を夕食に招いた。数週間のあいだパーカー先生は、私たちと牧師さんとラビの家を往ったり来たりしていた。私の両親は、あまり音楽に興味を持っていなかったから、私のピアノを褒めてもらうときを除いて、会話は株と田舎暮らしの良さに限られていた。

何週間か過ぎると、パーカー先生から両親宛ての礼状が届いて、その中に私へのメモが入っていた。メモには、レッスンは次の水曜日から始めると書いてあった。

 授業が終わるとパーカー先生のお宅へ行った。以前と変わらなかった。私は15分間ウオームアップし、パーカー先生がレッスン曲を弾き、それを私が繰り返した。サンルームにはいつものクッキーとレモネードがあった。

「どう?このクッキーはうまい?」とパーカー先生が聞いた。

「美味しいです」と私が言った。 ♣ 「お世辞は七難を隠す」♦ 『花咲く丘の高校生』p.26♣

「僕が昨日作ったのだよ」と先生が言った。「今では自分で焼かなきゃいけないんだよ。」

パーカー先生の髪はかつてはブロンドだったが、今は白髪が増えて麦わら色になった。先生も先生の奥さんも、かつてキラキラと輝いていたあの生命感を萎ませてしまったかのように見えた。パーカー先生はすっかり痩せてはいたが、温和で陽気だった。レッスンの時はいつもブルーのカーディガンと縞のネクタイをしていた。両方とも微かにタバコの匂いがした。レッスンの終わりに、先生はどこかで見つけてきたコマドリの卵をくれた。帰る時、ステンドグラスの薔薇の花束を通して光がゆらめいていた。♣「午後5時の太陽がいい」♦ 『花咲く丘の高校生』(p.94)♣

 








 

 

 

  

 

 

 

2019年7月31日 (水)

翻訳パーカー先生Ⅱ

 パーカー先生Ⅱ

はパーカー先生の家が好きだった。この界隈では最後のヴィクトリア朝風の建物で、ウェディング ケーキのような形だった。居間は円形で、壁面は全て曲線だった。3階は塔になっていて、その天辺(てっぺん)には風見鶏が載っていた。家は5年毎にチョコレート色に塗装されるのだが、だんだんと色が褪せて薄茶色なっていた。♣「チョコ一つ、一粒だけの下駄履かせ」♦『花咲く丘の高校生』p.177♣

玄関の窓のステンドグラスは、バラの花束を持ったヴィクトリア朝の赤ん坊の絵になっていた。赤ん坊の顔はふっくらとした中性で、ぎょっとした老人の目をしていた。赤ん坊の白い着衣は、光が射し込むとミルク色になった。 

  👀「スカシユリに染まって」☀『花咲く丘の高校生』第三部(pp.80-112)♣

 いつも水曜日の午後になると、パーカー先生は早い電車で帰宅して、私にピアノを教えてくれた。パーカー先生の教え方はいつも同じだった。私が間違えても、先生は叱ったり直したりはしなかった。始めの15分はウオームアップで、私はなんでも好きな曲を弾くことができた。次に先生がその週の課題曲を弾いた。もの凄く正確な演奏だったが、先生の目は夢を見ているようで、焦点が合わなくなっていた。

続いて私が同じ曲を弾き、そのあと難しい部分を二人で練習したのだが、基本的に先生は私が間違えた部分をちゃんと聴き取ってほしいと思っていたのだ。新しい曲に入ると、私たちはその曲をパートごとに交代しながら弾いた、何回も何回も。

 これが終わると私たちはサンルームへ行って、翌週のレッスンの打ち合わせをした。パーカー先生はレコードをかけて、その作曲家の時代や表現形式を詳細に話してくれた。

パーカー先生の好みは、モーツアルトとシューベルトを除けば専らバロック音楽で、水曜のレッスンはいつもバッハだった。バッハからは優雅と緻密さが学べると先生は思っていたから。

先生の奥さんはいつも、お盆にクッキーとレモネードを用意しておいてくてた。夏は冷やして冬はホットで、そしてシナモンの小枝が添えてあった。クッキーを食べたらレッスンは終わりで、私は玄関の『ヴィクトリア朝の子供』を通り抜けて帰った。

♣「CCレモンでリバイバル」♦ 『花咲く丘の高校生』(p.13)♣


         ☀☀☀   ☀☀☀  ☀☀☀  ☀☀☀

   脳組織を育てる学習の3要素は「き、し、そ←」(『花咲く丘の高校生』より)

    き 記憶力 記憶力は反復練習で身に付き、やがて『知識』になる

    し 思考力 思考力は集中力を高めることで身に付き、やがて『智慧』となる

    そ 想像力 想像力は感性によって育まれて、やがて『創造力』に成長する

    

 

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